Message
一体感

25日、水谷川優子さんとの紀尾井ホールのリサイタルがお蔭さまで
無事終了致しました!

ピアノの名手でありピアノを殊更愛したショパンとラフマニノフが
なぜピアノとのソナタにチェロを選択したのか・・・
その訳が今回少し分かった気がします。

これら2つのソナタ、完全にチェロとピアノが一体となるように
書かれていることに気が付きました。
その瞬間、

「対等な役割」

という言葉をまず思いつくのですが何故かしっくりと来ない・・・。

「対等」ではなくやはり「一体」だったのではと思います・・・。


特にショパンのソナタ、音のバランスに異常な拘りを感じさせる
彼の作品にありながら、ピアノパートの所々に不完全な和音が
存在しています。
しかしチェロパートと同時に弾くとぴたりと調和する・・・。
このとき、もし違う楽器であったなら同じ高さの音でも
ピアノの和音を充填するには個性が違うので水と油なのですが
チェロの音とは何故か合う、という不思議な体験をしました。

彼らがチェロを選んだ理由の一つのような気がします。


今回水谷川さんといつもにないくらい多くの時間を
合わせに費やしていました・・・!
それはチェロとピアノを合わせる、というよりも
溶け込ませるために必要な時間だったのかも知れません。

リサイタル当日はもちろんですが、この「合わせ」の時間を沢山
水谷川さんとご一緒させていただいたことが何よりも幸せでした・・・。
素晴らしく豊かな時間で・・・!

水谷川さん、本当にありがとうございます。




↑ 前半終了後 水谷川さんと調律の齊藤さんと
(このあと慌てて衣装替えでした・・・笑)

齊藤さんがいつも作り出してくださる魔法のようなピアノの音・・・。
チェロの水谷川さんと一体となる喜びと
自分自身がピアノと一体となる喜び・・・。
本当に有難い幸せです。





↑ 打ち上げの時!
さわやかな見た目の飲み物ですがどちらもソフトドリンクではありません(!)
本当に幸せな一日でした。


演奏会を終えて - -
<< NEW | TOP | OLD>>